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SINJI’S ACTION

アニメ系記事が中心

実写化決定の下セカ作者の作品『二度めの夏、二度と会えない君』を読んでみた感想

下セカ作者の赤城大空さんの作品、『二度めの夏、二度と会えない君』が実写化決定したという事で、早速購入してみました。f:id:shinji92:20160820224352j:plain


ネットでの評価やあらすじを見る限り、泣ける要素やタイムリープ要素が入ってるので気になっていました。そして何より、『下セカ』のような下品なギャグ作品を書くような作家が書いた泣ける小説とはどんな話なのだろう、と気になってしまいました。

ちなみに以前、書店で見かけて『表紙がいいなあ』と思い気になっていたのですが、実際買おうとは思っていませんでした。が、実写化決定ということで『買うしかない!』と思って速攻Amazonで購入しましたw


※ネタバレ含みます




結論から言うと、微妙だった。

この作品はタイムリープものなんですけど、1度目の世界での出来事があまり詳しく書かれてないため、燐と智がなぜギクシャクしているのか曖昧だった。

また2度目の世界で、いきなり新キャラが出て来て智に告白、という流れが意味不明。1度目の世界では全くなかったのになぜ2度目の世界でこうなった?もうちょっと詳しく説明してほしかったです。

また、『この展開見たことがある』と思った。ラストの屋上でのシーンがまさにそれ。ぶっちゃけ泣けなかった。

そして、1度目の世界と2度目の世界の違いがあまりなかった。燐の、智に対する嫉妬心のようなものが増えたくらいで、結果は1度目の世界と変わらない話で終わった。ラストは「好きって気持ちを言葉に出さない」で終わったが、仮に「好き」と伝えたら、1度目の世界と同じ結末になっていたのではないか。

やっぱり、1度目の世界とは過程が違うから「好き」って伝えようが伝えまいが、結果は変わらないよ、という展開がよかった。

つまり、この「二度めの夏、二度と会えない君」で足りないのは「過程」だと感じた。結局主人公の気持ちが変わっただけじゃんって。

そして、1度目の世界に対する智自身の結論も出してほしかった。「1度目の世界で燐に好きって事を伝えたのは間違いだった」という結論を正してほしかった。


でも燐はとても可愛かったです。もしも普通のラブコメアニメで燐のようなキャラが出て来たらグッズとか集めまくると思います。それくらい萌えたキャラだった。燐ちゃん可愛い!

ラストはクラナドみたいな奇跡でもいいので、どうにかして生かしてほしかった。智の生きる未来に、燐がいないと思うと切ない。いくら智が前に進んでいても、燐がいない世界、そう思うと切なくて仕方ない。

作中には、燐がデレるシーンをもっと増やしてほしかった。それがあれば、どんなボロクソストーリーでも絶賛してた。